実録独占コラム 「或るオンナ、お蝶の部屋。」4回:太客争奪戦!「嫌がらせ」「指名替え」で人間関係が泥沼化

実録独占コラム 「或るオンナ、お蝶の部屋。」

18歳でキャバデビュー、高級クラブ、そして独立し小さくとも自分の城を構えた三十路オンナはなぜ今風俗に?過去を振り返りつつもあくまでポジティブ、そしてリアルでドラマチックなダイアリー。

VOL.4

太客争奪戦!「嫌がらせ」「指名替え」で人間関係が泥沼化

太客争奪戦!「嫌がらせ」「指名替え」で人間関係が泥沼化 私にとって初の指名客であり、私が退店するまで週1回のペースで来店してくださったNさんは、あるベンチャー企業の社長さんでした。時々テレビにも出る人で、知ってる人は知ってるかも? というちょっとした有名人です。


Nさんは以前にEちゃんという女の子を指名していたそうですが、Eちゃんは私が入店する数か月前に辞めてしまって、Nさんはそれ以来フリーで来店していました。Nさんとの初対面は、私が入店してまだ2日くらいの時で、お酒をつくるだけで精一杯だった私。「テレビの中の人がいる!」って感じですごく緊張しちゃって(笑)、気の利いたトークもできず…。で、色々と話していると「趣味は何?」って聞かれて、自慢じゃないけど私、中学時代から本が大好きな子で「読書です(キリッ)」と答えたところ、そこから話が一気に広がって。


「君、バカっぽいのに意外だな!」「趣味が合うな!」「よし、指名するわ!」と、初の場内指名をGET♪ 「まだ入店したばかりで本指名を取ったことがない」という話をすると、一度会計を済ませてからまたすぐに来店して本指名して下さるという嬉しいサプライズもあり…、いや~まじで惚れるかと思ったw


しかし…「良いお客さんを掴んだ!」と有頂天になったのも束の間で、Nさんが指名してくれたその日から、Nさんを狙っていた女の子たちからの執拗な嫌がらせがスタートしたのです。ドレスや靴を隠されたり、ポーチを捨てられたり、Nさんにありもしない噂(私が陰でNさんの悪口を言っている等)を吹き込まれたりと、色んな嫌がらせを受けました…。そのせいでNさんとケンカになったこともあった。女の嫉妬は本当に怖い。


そして、入店して1年経った頃に出会ったYさんは、半年くらい私を指名してくれてたんだけど、ある日を境によくヘルプについてくれてたKちゃんに“指名替え”…。指名替えは本当に辛い。「私のお客さん」っていうプライドもあったし、しばらくKちゃんとはまともにしゃべれなかった。キャバクラに限らず、水商売の世界において指名替えは日常茶飯事だ(ホストクラブはだいたいが永久指名制度だけど。うらやまし~!)。


キャバクラは各キャストの個人プレイと思われがちだけど、キャスト同士の協力で売上を上げたり、意図的に脚を引っ張ることも可能なのだ。自分一人だけの力でマイペースに働くのは不可能に近い。成績が中の上くらいの私でさえ他のキャストに目を付けられるのだから、ナンバー上位の子たちはもっと熾烈な争いを繰り広げていたに違いない。

▼「或るオンナ、お蝶の部屋。」コラムバックナンバーを見る▼

▲ PAGE TOP ▲